生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2023年6月9日(金)~2023年6月12日(月)の4日間、全国の20歳以上の男女を対象に「スポーツ」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
ここ数年の世界的なスポーツ大会やイベントを通じて、日本の活躍を報じるニュースが多い中で、胸が熱くなった経験をされた方も多いのではないでしょうか。この2023年夏から秋冬にかけても、世界的なスポーツの大会が数多く開催されます。
そこで今回は、過去の大会を振り返るとともに、スポーツ競技経験や観戦タイプなどについても調査してみました。是非今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:全国の20歳以上69歳以下の男女
3.有効回答数:1,000名
4.調査実施日:2023年6月9日(金)~2023年6月12日(月)
◆「スポーツに関する調査」主な質問と回答
はじめに、最近のスポーツで、日本の活躍を感じた大会をお聞きしました。(以下のグラフは活躍を感じている方の回答をもとに作成)
◆今年これから開催される世界大会で、応援したい大会は: 43.3%でラグビーワールドカップがトップ、僅差の42.8%で世界陸上が続いた。 今年最も応援したい大会のトップは「9月8日~10月28日ラグビーワールドカップ 2023 フランス」(以下、ラグビーワールドカップ)で43.3%、次いで「8月19日~27日 世界陸上」(以下、世界陸上)が42.8%、「8月25日~9月10日 男子バスケットボール・ワールドカップ」が31.2%で続いた。 特にラグビーワールドカップは、応援したい大会があると回答した男性の48.2%が注目。男性の中でも50代・60代から特に熱い支持を受けているよう。 ◆自身のスポーツ観戦タイプは:男性は「自分一人でTVなどでじっくりスポーツ観戦したいタイプ」が最多。 内訳を合計すると、スポーツ観戦に積極的な割合は男性の場合65.3%、女性は53.8%で、男女ともにスポーツ観戦をする人の半数以上が自ら楽しんで観戦していた。 一方、女性の場合スポーツ以外の目的(健康・美容・仲間との交流・イベントとしての楽しさ)をもってスポーツとかかわる人が比較的多いのが特徴的だった。 |
全体の結果では「2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」(以下、WBC)が77.6%でトップとなりました。次点の「サッカーW杯カタール大会」と31.5ポイントもの差をつけてのトップです。他の大会については40%を超えることのなかった女性の票もWBCには74.2%集まっています。
3月21日(日本時間3月22日)、日本の3大会ぶり3回目の優勝で幕を閉じたWBC。日本が世界一となったのは、2009年の第2回大会以来実に14年ぶり。
特に決勝のアメリカ戦での、大谷翔平投手がマイク・トラウト外野手を空振り三振に仕留めたドラマチックなフィナーレには、世界中が熱狂しました。
野球ファンはもちろん、普段野球への関心が薄い日本人でも、この優勝は印象深いという人も多いでしょう。
全体の結果を見ると、前掲した設問「最近のスポーツで、日本の活躍を感じた大会」と同様に、WBCのニュース「2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 日本優勝」が71.1%でトップ、そこにサッカーのニュース「サッカーW杯 日本がドイツ、スペインに勝利」が42.0%で続きました。
WBCとは29.1ポイントの大差があるものの、男性の半数近くはサッカーW杯の歴史的快挙に胸を熱くさせていることがわかります。強豪のドイツやスペインを前に、試合後半で勢い止まらぬ快進撃を繰り広げる、日本勢の勇気あるプレーに見入ってしまった人は多いのではないでしょうか。
一方「2023年大リーグ 『二刀流』大谷がベーブ・ルースと並ぶ記録達成」が、その他スポーツのニュースを差し置き、36.8%の票を集め3番手に位置しています。
大谷翔平選手の活躍が引き金となり、数あるスポーツの中でも現在は特に野球の関心が強まっていることがうかがえました。
全体の結果を見ると、「東京2020オリンピック バスケ女子日本の史上初の銀メダル獲得」が、57.9%でトップとなりました。
新型コロナウイルス感染症により延期となり、先行きが見えない中ようやく開催された「東京2020オリンピック」。そんな厳しい状況下で初の銀メダルという歴史的快挙は、多くの人にとって忘れられない出来事のようです。
自身が実際に部活等で競技経験のあるスポーツを、お聞きしました。(以下のグラフは競技経験のあるスポーツがあると回答した方の回答をもとに作成)
全体の結果を見ると、トップが野球で58.8%、そこにサッカーが続いている点は前掲した設問「今後、応援したいスポーツ」の傾向と同じですが、いくつかの競技において異なる傾向がみられます。特に、水泳は観戦していて面白いと思うスポーツとしては17.4%である一方で、今後応援したいスポーツとしては23.2%となっています。
観戦して面白いかどうかは、スポーツを応援したくなる要素としては必須ではないのかもしれません。
■この調査のその他の質問
・今後応援したいスポーツについて、その応援理由(複数回答)
・今後、日本人の活躍が楽しみなスポーツ(複数回答)
・自身が競技経験のないスポーツを応援したいと思うか(単数回答)
・新型コロナウイルス感染症の発生前・発生中で、実際におこなったスポーツ観戦方法(複数回答)など
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL :https://neo-m.jp/
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